【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.53【2020/08/30】

2020/08/30

【週刊】ドル円相場分析

t f B! P L

今回から少しタイトルと内容を変えてやっていきます。(ナンバリングは継続で)

これまでのサンデーレポートでは、文章量が多め、まさにレポートのようにやってきましたが、今後は箇条書きベースですっきりした投稿にしていこうと思います。

主な理由としては、以下の4点です。
・ここ1年ほど投稿して、「不確実性に対して準備は必要だが、詳細まで追ってもあまり意味がない」と考えるようになった
・単純に文章が長く、読み手も書き手も疲れる→なるべく簡潔なものを作りたい
・個人的に、より時間を割きたい他の事項ができた
・週1で真剣に相場に向き合う、相場について考える癖がついた

ちょっとした断捨離ですね。

夏も終わり、秋が始まります。
それでは、気持ちを改めて2020年8月30日時点のドル円相場を観測していきます。


〇 今週は106.950~105.200の範囲で推移
〇 107円を目指すも、安倍首相の辞任表明をきっかけに急落
〇 日経平均の下落に伴う下落と考えられ、ドル売り円買いの様相
〇 105円前半になると下落が鈍る印象
〇 来週から月が替わるので、また動きが変わるか否かに注目
メモ:11月3日にアメリカ大統領選挙、9月から意識されるか?


〇 今週は上チャネルラインのレジスタンスが機能し、大きな上髭を伴う陰線
〇 105円水平サポートに再び接近しており、サポートが機能するか?
〇 サポートを割ると直近安値の104円前半を意識
〇 104円もブレイクされると101~100円コースが意識される
〇 週足のレジサポ考察はvol.37vol.38


☆ フィボナッチ23.6%(104.250)を割らない限りは、中・長期的な上昇シナリオをメインとする(note vol.32)
〇 日足A:修正2波をW-X-Y波で作られるダブルジグザグと想定
 ・下値の切り上げが続く場合、緑矢印のような値動きが予想される
 ・直近で「フラット」ができていると捉える
 ・週開けからの値動きで105円を割ると怪しい

〇 日足B: 守勢2波をa-b-c波で作られるジグザグと想定
 ・副次4波が完成し、金曜の下落から副次5波が始まっていると予想される
 ・直近安値104.180台が意識される
 ・白矢印を含めて「ダブルボトム」を形成してトレンド転換シナリオ

☆ フィボナッチ23.6%(104.250)をブレイクすると大まかな上昇シナリオ自体破綻する
〇 この場合、102~101円までの下落の可能性が考えれる


〇 緑フィボナッチで見ると、ここ2週間の下値は38.2%ラインで止められている
〇 現時点で、ここ2週間で「フラット」が形成されていると考えることができる
    ・副次B波はダブルジグザグか?
〇 週明けから反発(下値切り上げ)をするか否かが重要
  ・ 直近安値105.190台をキープするのであれば、日足A(緑矢印)
    ・ 上値が抑えられ、直近安値を割ると104円前半が意識される日足B(白矢印)


〇 ジャクソンホール会合での要人発言、金融政策により乱高下(結果として上昇)
〇 全体としては木曜日までは上昇の流れが続くも、安倍首相の辞任表明をきっかけに大きく下落
〇 急落するも105円前半で耐え、週末を迎える
〇 週明けは、サポートが機能してまず106円台に戻す or 継続下落で105円を割るかに注目



以上、2020年8月30日時点でのドル相場観測でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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【注意】トレードに関する最終的な判断はご自身の判断でお願いいたします

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