【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.54【2020/09/06】

2020/09/06

【週刊】ドル円相場分析

t f B! P L

9月に入ってから、涼しい日が増えてきて夏の終わりを感じますね。
2020年9月6日時点のドル円相場を見ていきます。


〇 今週は105.300~106.550の範囲で推移、上昇の流れが強い週だった
〇 週後半、ダウ平均などが崩れて「ドル買い円買い、他通貨売り」のリスクオフ気味に
〇 8月のローソク足は「陽線コマ」で確定
〇 上下のチャネルラインと水平線に挟まれているので、身動きがとりづらい
▼ 超長期の流れは2通りの解釈でわかれる(現時点、どっちが優勢かはわからない)


〇 緑トライアングル:125円までの上昇後に現れた修正波(下落)と仮定
・E波はそろそろ完成していると考えられ、今後は上昇が予測される

〇 黄トライアングル:98円までの下落後に現れた修正波(上昇)と仮定
・すでに完成しており、さらなる下落が考えられ100円近くまで落ちる可能性あり

メモ:どっちのトライアングルが優位的かは判断が難しく、超長期的な方向を予測するのは現時点では難しい
メモ:今後、アメリカ大統領選挙など大きなファンダメンタル由来の値動きで答えが出るか?


〇 週足のレジサポ考察はvol.37vol.38
〇 今週は実体が大きめの上髭陽線
〇 105円水平サポートが機能したと考えられる
〇 一方で上のチャネルラインレジスタンスも機能している雰囲気が上髭から伺える
〇 どちらのサポート・レジスタンスを先にブレイクするかが重要と考える


☆ フィボナッチ23.6%(104.250)を割らない限りは、中・長期的な上昇シナリオをメインとする(note vol.32)
〇 日足A : 修正2波がW-X-Y波で形成されたダブルジグザグと想定
・現在は完成しており、推進3波の始まりに位置していると予想される
・直近で上昇後に対する「フラット」ができ、完成
・週明けから上チャネルラインのブレイクを期待
・赤のチャネルラインより上にローソク足の実体を乗せられるかが重要
・再度、下落して105円を割ると破綻→日足B

〇 日足B:修正2波がa-b-c波で作られるジグザグと想定
・副次4波が完成し、副次5波が始まっていると予想されるが...
・今週の上昇によって若干、崩れているようにも見えなくもない
・週明けに上チャネルラインをブレイクされると破綻→日足A
・週明けから落ち始め105円ブレイク→104.200あたりまで下落のシナリオあり
・「ダブルボトム」でトレンド転換シナリオ

☆ フィボナッチ23.6%(104.250)をブレイクすると大まかな上昇シナリオ自体破綻する
〇 この場合、102~101円までの下落の可能性が考えれる



〇 副次2波と仮定する「フラット」が完成か?
〇 日足Aならば、緑矢印のような上昇(副次3波)のシナリオが考えられる
・107.000を超えると勢いついて108.000まで行く可能性も
・副次1波が3波動であることから副次3波、5波も3波動を想定

〇 日足Bならば、白矢印のような下落(副次5波)のシナリオ
・105.200~105.000を割ると勢いついて104.200あたりまで行く可能性



〇 今週は下値を切り上げながら上昇
〇 上のチャネルラインのレジスタンスが機能しており106.500で上値が抑えられている
〇 下落するも単純移動平均線SAMのサポートも機能中

〇週明けは106円台をキープできるか否かにまず注目
〇 107.000は大きく超えない限りは売られるか?大きく超えれば上図と異なり勢いを増しそうとも考える

〇 下落が強まれば白矢印のようなシナリオ
〇 105.200で反発するも戻しが弱ければ、105.000ブレイク→104.200のシナリオが考えられる



以上、2020年9月6日時点でのドル相場観測でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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【注意】トレードに関する最終的な判断はご自身の判断でお願いいたします

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