今週のドル円相場は108.560~110.200までの上昇相場となりました。
週末に110.200の高値を付けた後は、109.700~800まで下落して週末。
今月のレンジを上に抜けた形となります。
それでは、2021年5月30日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。
〇 5月最終週は上昇相場となり、陽線コマに近い形となりました
〇 黄色チャネルがサポートとして機能していると考えられる
〇 来月からも黄色チャネルより上で推移するか否かに注目
〇 メインシナリオとしては赤矢印のような上昇相場を想定
・下落のタイミングで105円を割れると青矢印のような下落シナリオをサブとして考え中
〇 今週は上昇相場となり、大陽線を作り110円台に乗せる場面もあった
〇 黄色チャネルとSMA(200)がサポートとして機能していると考えられる
〇 週明けから直近高値110.200を超える動きを見せるとオレンジ矢印のような「フラット」シナリオが優勢
〇 110円台で上髭を付けていることから、週明けから上昇分を戻すと赤矢印のような「ジグザグ」シナリオが優勢に
〇 そのほかとしては、「トライアングル」シナリオもある(下位足にて図示)
〇 下落したタイミングで105円を割ると上昇シナリオ自体が怪しくなってくる
〇 現在は修正2波の副次b波を形成中 or 完成している状態
〇 直近高値であった109.780を超えたためオレンジ矢印「フラット」シナリオが優勢とかんがえられつつも、「ジグザグ」シナリオがまだある状況
・緑フィボナッチ23.6%がレジスタンスとして機能し、日足では上髭陰線形成中
・週明けからの値動きに注目したい
①黄色チャネル帯で支えられるなら「フラット」シナリオ(オレンジ矢印)
②黄色チャネルブレイクし、上昇分を戻すと「ジグザグ」(赤矢印)or 「トライアングル」(水色矢印)シナリオ
〇 週明けから110.200を超える動きを見せると「フラット」がより優勢、「ジグザグ」シナリオは破綻
・「トライアングル」については、「アセンディング」「ディセンディング」があるため保留となる
・図示しているのは通常のトライアングル
〇 修正波中の副次波も修正波なので波形や予測が複雑・判断が難しい印象
〇 いったん下落する場合に、黄色チャネル上で支えられるとオレンジのような「フラット」シナリオが優勢
〇 黄色チャネルを割って108.600まで戻すとなると「ジグザグ」シナリオが優勢と判断
・途中で下げ止まると「トライアングル」シナリオも考えられる
〇 週明けすぐに、現時点からそのまま110.200を超えると「ジグザグ」シナリオは破綻と考える
以上、2021年5月30日時点でのドル円相場観測でした。
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