【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.86【2021/05/16】

2021/05/16

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は108.350~109.780までの上昇相場となり、直近最高値を付けてからは、じり下げして109.350程度で週末を迎えました。

週明けから108.350まで再び戻すか、109.780を超えて上昇するかで波形の解釈が異なるので注目です。

それでは、2021年5月16日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。



〇 5月2週目は陽線コマを形成

〇 黄色チャネルがサポートとして機能中か?今後、ブレイクされないか?

〇 ブレイクされた場合は、SMA(25)やフィボナッチ61.8%のサポートに注目

〇 105円水平線まで下落すると、赤矢印のような上昇シナリオが破綻する可能性が高まる



〇 今週は109.780と若干の高値更新をする値動きを見せた

〇 週明けからも上昇の勢いが続くのであれば、オレンジ矢印のような「フラット」シナリオが優勢と考える

〇 週明けから現在のじり下げを引き継ぎ、上昇分をすべて戻す下落となると赤矢印のような「ジグザグ」シナリオが優勢と考える

〇 大きな波形カウントでは現在は修正2波であり、赤・オレンジ矢印のいずれにしても今後に推進3波で上昇するシナリオをメインと考え中

〇 下落にて、青矢印のように105円水平線を再びブレイクするとメインシナリオは破綻する



〇 大きな波形カウントでは現在は修正2波を形成中と考えられる
・ 現在の上昇は緑チャネルで引いた下落(副次a波)に対する修正の上昇と考えられる
・つまり、副次b波を形成中

〇 今週は緑フィボナッチ38.2%(109.700帯)で頭を抑えられている状況となった
・一方で、黄色チャネルラインのサポートが若干聞いているようにも見える

〇 週明けからじり下げがエスカレートして、今週の大陽線を全戻す値動きになると赤矢印のような副次c波の形成に入る「ジグザグ」シナリオ
・青フィボナッチ38.2%、緑フィボナッチ161.8%、SMA(200)から下値目安は大きく見積もって106.000前後

・それよりも高い価格帯だと青フィボナッチ50%や白フィボナッチ61.8%がある106.500前後

〇 週明けから黄色チャネルラインがサポートとして機能し、直近高値109.780を超えるとオレンジ矢印のような副次b波の継続で「フラット」シナリオ

・「レギュラーフラット」だと110.950が高値目安
・「拡大フラット」だと111円台に入り込んでくる



〇 現在は若干の高値を更新した後に、黄色チャネルラインでじり下げが止まっている状況

〇 週明けからは109.700に戻るか、108.350まで落ちるかに注目
・109.700まで戻るとさらに上昇するような「フラット」シナリオが優勢(オレンジ)
・108.350まで落ちると今週の上昇分をすべて戻すことになり、下落トレンドに転じる可能性が高く「ジグザグ」シナリオが優勢(赤)

〇 「トライアングル」シナリオ案の1つ(水色)

・107.500まで下落してSTOP(c波)→3波動で黄色チャネルラインまで上昇(d波)→再び107.500帯まで下落(e波)


以上、2021年5月16日時点でのドル円相場観測でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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