今週のドル円相場は、107.650~109.350での上昇相場となりました。
下落トレンド内の調整の上昇と現時点では考えているところです。
それでは、2021年5月2日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。
〇 4月のローソク足は陰線下髭にて終了
・SMA(75)がレジスタンスとして機能中
・SMA(25)がサポートとしていったん機能中
〇 今後、SMA(25)やフィボナッチ61.8%がサポートとして機能し続けるかに注目
〇 105円水平線まで割り込むところまで下落すると、上昇シナリオは破綻する可能性が高くなる
〇 今週(今月末)はこれまで3週の下落に反発する大陽線を形成した
・ SMA(200)より少し上まで価格を戻して週末を迎えた
〇 週明けからSMA(200)がレジスタンスとして機能すると赤矢印のような「ジグザグ」
〇 そのまま上昇を続けるとオレンジ矢印のような「フラット」または「トライアングル」などのシナリオの可能性
〇 次の下落で105円水平線まで到達すると上昇シナリオが怪しくなる
・本格的に105円を割ると上昇シナリオの破綻
〇 今週の上昇で修正2波の副次a波が完成、副次b波を形成中と判断
〇 日足で見た場合、黄色チャネルラインで価格が止まって週末を迎えている
・黄色チャネルラインがレジスタンスとして機能すると赤矢印「ジグザグ」シナリオ優勢
・黄色チャネルラインをブレイクして110円まで来るとオレンジ矢印「フラット」シナリオ優勢
〇 副次b波がどこで終了するかに注目
下の画像のように、副次a波にフィボナッチを引いてみた
〇 現在は副次a波に対して50%まで戻して上昇している
〇 黄色チャネルラインがレジスタンスとして機能した場合
・次の下落で副次a波の下値107.500帯まで来ると赤矢印「ジグザグ」シナリオ優勢
→ 副次c波へ移行
→ 緑フィボナッチ161.8% & 青フィボナッチ38.2% & SMA(200)が重なるような105.800までは下値余地があると考え中(下落が強い場合)
→ 次候補としては、青フィボナッチ50% & 白フィボナッチ61.8% が近い106円後半
・次の下落でも買い支えが強い場合はオレンジ矢印「フラット」シナリオ優勢
→ 副次b波継続
→ 黄色チャネルラインをブレイクするほか、緑フィボナッチ38.2%(109.700)もブレイクして推進1波の高値まで行く可能性がある
→ 副次c波は副次a波の下値107.500帯が下落目安となる
〇 黄色チャネルラインをブレイクしても緑フィボナッチ38.2%(109.700)あたりで下落へ反転すると「ジグザグ」or 「トライアングル」の可能性が高いと判断
〇 ただし、反転した下落が黄色フィボナッチ周辺で止まると副次b波内での調整とみなし「フラット」の可能性が出てくる
〇 週明けからそのまま上昇していく可能性もなくはない
〇 副次a波のカウントが難しいので、選択肢を多めに準備
(5波動にも見えるし、複合修正波のジグザグにも見える)
以上、2021年5月2日時点でのドル円相場観測でした。
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