【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.89【2021/06/13】

2021/06/13

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は109.190~109.840の範囲で上下しながら、若干上昇する相場となりました。

先週は私用で分析をお休みして、簡単なツイートのみをしていました。

現時点で日足~4時間足にて、三尊は確定しておりませんが週明けからの動きで確定するか否定されるかに注目しています。

それでは、2021年6月13日時点でのドル円相場分析・所感をまとめていきます。



〇 6月2週目はレンジ相場となり、陽線コマを形成中

〇 SMA(75)と黄色チャネルの間に挟まれ、上下ともに値動きが堅い印象

〇 このままSMA(75)と黄色チャネルの間をレンジする場合は、修正波の可能性からSMA(75)を上にブレイクするタイミングで上昇トレンド開始と判断したいところ

〇 黄色チャネルを下にブレイクするとSMA(25)のサポートが機能するか

〇 105円まで下落すると青矢印のようなサブシナリオを考え中



〇 今週は、前半は先週に引き続いた下落→後半はじり上げをして週末

〇 先週、先々週の値動きを踏まえると110円台は頭が重い印象

〇 シナリオ分岐点と設定している価格をいずれもブレイクしない状況が引き続いている
・110.330を超えてローソク実体が日足レベルで継続するとオレンジ矢印のような「フラット」
・日足~4時間足で三尊を観測すると赤矢印のような「ジグザグ」
・105円まで下落すると青矢印のような下落シナリオが有利に

〇 上記の他、5波動で作られる横ばいの修正波「トライアングル」の可能性も残されている(現在2波目(b波))



〇 現在は修正2波の副次b波が形成中 or 完成している状態が続いている

〇 先週の上昇で110.330の高値を付けた後、上昇分を打ち消す下落の動きに
・黄色チャネルラインをネックラインとする三尊が作られるかに注目

〇 三尊が作られた場合は、赤矢印のような下落トレンドに移る可能性を考える
・副次b波は完成しており、副次c波の形成に移っている
・黄色チャネルをブレイクする必要がある

〇 副次c波の形成が、緑フィボナッチ76.4~100%で止まると青矢印のような「トライアングル」シナリオも考えられる
・その場合、黄色チャネルを中心に上下する波が合計5波(a~e波)が作られると予想
・推進1波の高値、副次b波(仮)の高値の2点を結んだ水色線を副次d波の目安とする

〇 三尊が否定され、上昇した場合はオレンジ矢印のような「フラット」シナリオの可能性を考える
・副次b波が推進1波の高値110.960の前後まで到達する
・その後、副次c波で副次a波の安値107.470前後まで到達する



〇 110.330を高値とする三尊が作られるか、否定されるかに注目

〇 週明けから、上昇して水色チャネルラインを超えると三尊否定の可能性が高いと考える
・「フラット」シナリオが優勢になる

〇 109.840を高値として黄色チャネルラインをブレイクすると三尊を形成する可能性が高いと考える
・「ジグザグ」または「トライアングル」シナリオが優勢になる




〇 今週は白チャネルラインでレンジ(じり上げ)相場となった

〇 1時間足のみで切り取ってみると、110.330→ 109.190の下落(推進) → レンジ(修正) → 下落(推進)の動きが優勢とも考えられる
・ ただし、やはり1時間足のみに限定した見方でしかない

〇 白チャネルラインの上下どちらにブレイクしてローソク実体を乗せるかに注目

〇 これまでの値動きでは110円台は重たい
・白チャネルの上にきた場合は、白チャネルのレジサポ転換があるかに注目

〇 109円台前半も堅い
・白チャネルの下にきた場合は、白チャネルのサポレジ転換があるかに注目


以上、2021年6月13日時点でのドル円相場観測でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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