【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.83【2021/04/25】

2021/04/25

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は、108.800~107.475までの下落相場となりました。
引き続きの下落トレンドとなり、現時点ではこれまでの上昇トレンドの調整相場と考えています。
それでは、2021年4月25日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。




〇 SMA(75)のレジスタンスが機能しており、頭を押さえられ陰線を形成中
〇 SMA(25)のサポートが機能して、若干の下髭を観測
・このサポートを割ってローソク足実体を作っていくか、ここで買い支えされるか
・少し割り込んだところにフィボナッチ61.8%のサポートもあり

〇 105円水平線まで割り込むところまで下落すると下落トレンド優勢のシナリオを考える
・上昇トレンドシナリオの破綻

〇 4月最終週なので、月足の確定はどうなるかに注目




〇 3週連続の大陰線を形成中であり、推進1波は完成して調整2波を形成中と判断
・「ジグザグ」だと下落の強い3波動(赤矢印)
・「フラット」だと横ばいの3波動(オレンジ矢印)
・「トライアングル」「複合修正波」だと横ばいの5波動またはカウントが難しい

〇 SMA(200)と黄色チャネルラインより下に割り込んでおり、直近の上昇でレジスタンスが機能する可能性あり
・そうなった場合、「ジグザグ」系のシナリオが優勢
・次の上昇でしっかりとブレイクした場合、「フラット」や「トライアングル」系のシナリオを考える

〇 サブシナリオとして青矢印の下落トレンド
・105円まで割り込んでくると優勢になってくる




〇 今週の下落で④波の下値以下まで割り込んでいるので、推進1波が完成→修正2波の副次a波形成中と考える

〇 副次a波はもう少し下げる可能性もある(SMA(75)当たりが目安?)

〇 「ジグザグ」:赤矢印のようにb波-c波を黄色チャネルライン下で形成するシナリオ
〇 「フラット」:オレンジ矢印のようにb波-c波を黄色チャネルラインを挟んで上下するシナリオ
〇 「トライアングル」:フラットb波仮定の波が⑤波まで届かないかつ黄色チャネルラインを挟んで上下

〇 フィボナッチ38.2%(105.800)より下に割り込むと修正2波の認識が怪しくなる
・105円水平線、23.6%を割り込んでくると下落シナリオ優勢に



〇 値動きの上下があまりはっきりしないので波形カウントが難しいが3波またはc波まで進んでいるように見える

〇 週明けから4ー5波のような動きを見せると「ジグザグ」シナリオが優勢と考える
〇 週明けからa波のように上昇(黄色チャネルライン・SMA(200)目安)すると「フラット」または「トライアングル」が優勢と考える

〇 このまま下落がつづき38.2%を割り込み、105円まで行くと下落トレンド優勢と判断する

以上、2021年4月25日時点でのドル円相場観測でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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