【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.107【2021/10/31】

2021/10/31

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は114.300~113.250の間で上下するレンジ相場となりました。

それでは、2021年10月31日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。



〇 10月最終週は114~113円台でレンジ相場となり、月足としては114台をキープして完成となった

〇 上昇シナリオは赤矢印のような合計5波動で形成されていく
・下位足のカウントより現在の上昇(推進3波)はまだ上昇する可能性がある

〇 修正波カウントA~Cが間違っている場合は、青矢印のような下落シナリオも想定されるが、現時点では優位性は低い

〇 11月も陽線を形成していくかに注目したい



〇 今週は上昇→下落→上昇のレンジ相場となり、ローソク足は上下に髭を付けた陽線となった

〇 現在は推進3波を形成中であり、フィボナッチ161.8%まで達していないので上昇分に余地がある

〇「インパルス」の場合は赤矢印のような5波動となると想定中

〇「ダイアゴナル」の場合は、オレンジ矢印のように現在あたりの価格から推進1波高値あたりまで下落する可能性がある

〇 サブシナリオとして、青矢印のような下落シナリオも想定中
→下落が修正2波以下まで割り込むと優位的になる&カウントの見直しが必要



〇 今週は副次④波を完成したと仮定する

〇 先週引いた白チャネルライン下限を若干ブレイクしたが、週明けから上昇するのであれば「インパルス」と判定

〇 副次⑤波のような上昇波が現れるか、161.8%(116円)帯を目指すかに注目

〇 副次⑤波完成後は修正4波の形成が始まり、日足レベルでの下落相場となる
・現時点でどの波形になるかは不明
・修正2波が「トライアングル」であることから、それ以外になる可能性が高い

〇 現在の下落基調が週明けからも引き続き、111円台まで落ちるのであれば「ダイアゴナル」4波の可能性がある



〇 副次④波と仮定している波は今週で3波動を完成させているように捉えることができる

・「インパルス」の場合は赤矢印のように白チャネル内に戻って上昇する
・また113.350前後を下値とするダブルボトムの可能性も現時点ではある

→ 週明けから上昇し、114.300、114.700を超えていくと副次⑤波のシナリオが優勢

〇 114.300を下にブレイクした場合、副次①波の高値112.075あたりまで下落すると4時間足レベルの「ダイアゴナル」の可能性が出てくる
→副次②波の下値110.800まで下落すると週足レベルの「ダイアゴナル」の可能性(オレンジ矢印)

以上、2021年10月31日時点のドル円相場の分析・所感まとめでした。

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