今週のドル円相場は、113.415~114.690での上昇から下落の折り返し相場となりました。
20日(水)の114.699を高値としてその後は、113.415まで下落しました。
推進3波の副次3波が完成したように見えます。
それでは、2021年10月24日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。
〇 10月第4週は114.699の高値を更新後、下落相場となり上髭を作った
→フィボナッチ78.6%がレジスタンスとして機能か?
〇 月足レベルの推進波と仮定すると、現在は推進3波を形成中と考えられる
〇 黄色チャネルライン内の修正波のカウントA~Cが誤っており、現在の上昇も修正波の一部の場合は青矢印のような下落トレンドも予想される
→引き続き、現時点ではこのシナリオの優位性は低め(その時になったら考えたい)
〇 今週は高値更新後に下落相場となり、上髭陰線を形成
〇 フィボナッチや下位足のカウントから推進3波の上昇にはまだ余裕がある
→推進1波のフィボナッチ161.8%は116.100帯にある
→上昇の勢いが強い場合は117円台も視野に入る
〇 推進3波完成後は、赤矢印のような修正4波ー推進5波のシナリオを考え中(インパルスを仮定)
〇 サブシナリオとしては、修正4波と仮定する下落が修正2波以下まで割り込むと青矢印のような下落シナリオが考えられる
→ 全体としてカウントの見直しが必要になってくる
〇 今週は推進3波の副次③波を完成→副次④波を形成する動きとなったと見る
〇 白チャネルラインを引いた
→「インパルス」を想定するならば、副次④波は下限チャネルラインまで到達しているので週明けからは副次⑤波を形成し始める可能性が考えられる
→副次⑤波の終点はフィボナッチ161.8%(116.100帯)~117.000前後を想定中
〇 推進3波完成後は修正4波の形成が始まる想定
・どのような修正波の形になるかは現時点で不明
・修正が2波ー4波で異なることが多いことを考えると「トライアングル」以外の修正波になる可能性が高い
〇 副次④波の下落が①波の高値まで下がると拡大ダイアゴナルの可能性
→②波の下値より下まで割り込むと「インパルス」「拡大ダイアゴナル」どちらも破綻
→下落シナリオが優勢に
〇 副次③波の上昇は5波動ないしは7波動のカウントが完了
→その後、副次④波の下落に転じていると考えられる
〇 その副次4波も3波動で下落+白チャネルライン下限に到達と見られる
→ 週明けから副次⑤波の上昇へ転じる可能性も考えられる
→ SMA(75)にも触れているので、サポートとしての機能するか注目
〇 白チャネル下限やSMA(75)をブレイクして下落すると「拡大ダイアゴナル」が次のシナリオ候補となる
→SMA(200)のサポートに注目
〇 副次⑤波の上値目安は白チャネルライン上限やフィボナッチ161.8%(116.100)
〇 副次⑤波(推進3波)が完成後は修正4波へ推移
(上の画像では「ジグザグ」を想定した推移だが、「ジグザグ」とは限らない)
以上、2021年10月24日時点のドル円相場の分析・所感まとめでした。
【注意】トレードに関する最終的な判断はご自身の判断でお願いいたします