【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.103【2021/09/26】

2021/09/26

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は、109.120~110.790の範囲で上昇相場となりました。

21~22日のFOMCを受けて、短期のトレンドは下落から上昇に変わったようですね。

それでは、2021年9月26日時点のドル円相場の分析と所感をまとめていきます。



〇 9月第4週はFOMC後から上昇トレンドに変わり、110.760の高値で週末

〇 勢いよく上昇したものの、まだ111.660の直近高値は超えられていないので、月足・週足でも上昇トレンドに変わるかはまだ判断が難しい

〇 9月末~10月の値動きに注目したい
・111.660を超えると赤矢印のような上昇トレンドのシナリオが考えられる
・超えられない限りは、もうしばらくレンジの可能性も
・現在の上昇分すべてを戻して下落→SMA(25)まで下落すると青矢印のような下落シナリオも考慮

〇 現在A-B-C波と仮定しているが、複合修正波W-X-Y波のカウントの方が妥当かもしれない(現在考えているシナリオにはあまり影響しないが)



〇 今週は週半ばから上昇トレンドを形成し、下髭陽線を形成

〇 既存の収束する白チャネルラインを大きく上抜けして週末を迎えている
・週明けからも110円台で支えられる + 111.660を超えると赤矢印のような推進3波が形成されるシナリオ

〇 トライアングルが継続した場合は、オレンジ矢印のようにいったん下落を挟む(詳しくは日足・4時間足で考察)

〇 今週分の上昇をすべて戻して下落すると青矢印のような下落シナリオも考えられる
・「?」の価格帯(フィボナッチ61.8%:107.500)で止まると「拡大フラット」
・「?」の価格帯をブレイクすると下落トレンドの可能性



〇 今週は水~金曜日にかけて上昇トレンド(大陽線3連)を形成

〇 先週まで引いていた白チャネルライン(110.800にかかる線)からは上抜け

〇 新たに上方に白チャネルライン(111.660と110.790を結ぶ線)を追加

① 赤文字のカウントd-e波、赤丸のダブルボトムを手掛かりに考えると赤矢印のような上昇シナリオが考えられる

② オレンジ文字のカウントのように現在の上昇を副次d波と考えると、新たに引いた白チャネルライン内で副次e波を作るためにもう一度下落を挟む

→ 下落後はトライアングル完成するので上昇へ転じるシナリオ

③ 水色矢印のように今週の上昇分をすべて戻して109.110まで下落すると「拡大フラット」の副次c波の下落が考えられる

〇 週明けからの値動きで110.800、111.660を越えられるかどうかに注目



〇 日足に加えて、4時間足でも109.110台でダブルボトムが観測された
・その後大きく上昇していることから、上昇シナリオは現時点では優位的と考える
・週明けに111円台に乗せて110円台で支えられると赤矢印のような上昇シナリオが考えられる

〇 日足で加えた白チャネルラインがレジスタンスとして機能するのであれば、週明けからは下落に転じる
・この場合は「トライアングル」e波の形成も考えられ、オレンジ矢印のような白チャネルライン内で上下する値動きがもうしばらく続く可能性もある
・ただし、一度110.000前後まで下落後に反発して110.790を超えて上昇するならば、赤矢印に近い上昇シナリオが優勢と判断(白チャネルライン上方をブレイク)

〇 今週の上昇分をすべて戻して、再び109.110まで下落した場合は水色矢印のように下落シナリオが考えられる


以上、2021年9月26日時点のドル円相場の分析・所感まとめでした。

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