【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.92【2021/07/04】

2021/07/04

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は、110.420~111.660までの上昇トレンドを作りました。

一方で111.660の高値を付けた後は、利益確定売りや経済指標の影響を受けて111.000まで下落して週末を迎えています。

大きな流れの上昇トレンドが今後も続くか、週末の下落を引き継いで下落トレンドに転じるかに注目です。

高値を更新したことから修正波であれば「拡大フラット」「ランニントライアングル」が考えられます。推進波でであれば、推進3波の副次1波形成中と考えられます。

それでは、2021年7月4日時点のドル円相場分析と所感をまとめていきます。



〇 6月末~7月入りは上昇相場後の下落となり、7月足は上髭陰線となっている

〇 SMA(75)のわずか上に価格を載せている状況であり、再び下に戻すかサポートと変わるかに注目

〇 下落した場合はSMA(25)がサポート

〇 SMA(25)を割れて105円まで行くと青矢印のような下落シナリオを想定



〇 推進1波の高値を明確に更新したため「フラット」シナリオは破綻

→ ①修正波ならば「拡大フラット」「ランニングトライアングル」が考えられる
→ ②推進波ならば推進3波が既に形成中と考えられる(赤矢印)

〇 上昇相場が続いてきたが、今週末に下落をして大きな上髭を作っているので、トレンド転換の可能性もあるので注意いたいところ

〇 一方で 111.660をさらに超す動きを見せると112円台もあり得る
この場合、推進3波シナリオが妥当になってくる



〇 今週は上昇相場にて111.660の高値を更新後、週末に陰線を引いて111.000で終了

〇 推進1波の高値110.968をしっかりと更新しているため「フラット」シナリオは破綻

〇 今後考えられるシナリオは3つ

①「拡大フラット」(オレンジ矢印)
今後下落トレンドに転じて副次a波の安値107.500あたりを目安に下落していくシナリオ

②「ランニングトライアングル」(水色矢印)
・今後下落トレンドに転じるも黄色チャネルなどで反発上昇
・109.500~110.000を中央値としてc~e波で上下するシナリオ

③ 推進3波が既に始まっている(赤矢印)
111.660以上を試す値動きが見られるとそのまま112円台まで到達する可能性もある



〇 白チャネルライン内で上昇トレンドを形成中であり、ライン外まで上昇後に下落したと捉えることができる

〇 SMA(25)に支えられて週末を迎えている

〇 「拡大フラット」「ランニングトライアングル」シナリオの場合、下落を引き継いで白チャネル下へ価格を落としていくことが考えられる

〇 推進3波の場合、SMA(75)(200)のサポートが入って、白チャネルライン上方を外れて112円台に到達する可能性が考えられる

【定期】毎週日曜日夕方ごろに更新(Twitterでお知らせ)

【注意】トレードに関する最終的な判断はご自身の判断でお願いいたします


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