【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.91【2021/06/27】

2021/06/27

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は、109.720~111.120までの上昇相場となりました。

高値更新後はいったん下落に反転し、110.770台で週末を迎えました。

高値を若干更新しているので「フラット」or「拡大フラット」のシナリオをメインとして考えています。

それでは、2021年6月27日時点のドル円相場分析と所感をまとめていきます。



〇 6月最終週は上昇相場となりつつもSMA(75)に頭を抑えられている状況

〇 SMA(75)のレジスタンスが機能して、7月に下落するかどうかに注目
・フラットシナリオで考えると現在の高値付近から下落が始まるので、週明けからの動きに要注目

〇 SMA(25)がサポート、下値目安と考え中

〇 SMA(25)をブレイクして105円まで下落すると青矢印のような下落シナリオを想定



〇 直近高値110.968を若干更新して111.120まで到達
・111円台に乗せた後は、再び110円後半へ
・111円台に再び載せるかどうかに注目

〇 推進1波の直近高値を更新しつつも、若干のpips差なので「フラット」or「拡大フラット」どちらの線も残されている
・111.300~500まで上昇し、その後下落トレンドとなると「拡大フラット」
・111.120を高値として下落トレンドになると「フラット」という判断か?
※もし、112円台付近まで行った場合は推進3波が始まっている可能性も考える

〇 「拡大フラット」ならば、週明けから111円台へ再び戻る動き
〇 「フラット」ならば、週明けから下落トレンドが始まってもおかしくないと考え中



〇 今週の上昇で推進1波の高値110.968を若干更新して111円台に乗せる動きもあった
〇 その後、木・金は陰線を付けているが週明けから戻して上昇するか、下落トレンドに転じるかに注目

〇 111円に戻す動きならば「拡大フラット」、下落トレンドに転じるならば「フラット」「トライアングル」のいずれかを想定する

〇 現在が修正2波という仮定のもとで副次b波を考えると「ジグザグ」が3つ連結している複合修正波「トリプルジグザグ」の可能性がある
・この場合、現時点で3つ目の「ジグザグ」のc波と捉えることができるので、上値の限界は近いと想定できる

〇 「フラット」系の下値目安としては、副次a波や今後SMA(200)が通るであろう107.500帯が第一に考えられる

〇 黄色チャネルライン付近で支えられて、111円台に戻した場合は「アセンディングトライアングル」の可能性が考えられる
・この場合、下値は109円~110円の間であると想定できる



〇 先週同様に、白チャネルライン内で上昇トレンドを作っていると捉えることができる

〇 週明けからSMA(25)に支えられ、111円台を目指すともう一段階高値を更新する可能性が考えられる
・この場合「拡大フラット」シナリオ
・112円まで行くと「フラット」シナリオ自体怪しくなり、推進3波の可能性も出てくる

〇 白チャネル下側まで下落すると副次c波の下落トレンドが始まっている可能性が大きいと判断する

【定期】毎週日曜日夕方ごろに更新(Twitterでお知らせ)

【注意】トレードに関する最終的な判断はご自身の判断でお願いいたします


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