【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.94【2021/07/18】

2021/07/18

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は109.710~110.700の範囲で上下するレンジ相場となりました。

先週の下落に対する調整相場であった可能性が考えられます。

それでは、2021年7月18日時点のドル円相場の分析と所感をまとめていきます。



〇 7月第3週はレンジ相場となり、月足のローソク足としては先週とほぼ変わらず

〇 SMA(75)が引き続きレジスタンスとして機能中

〇 「拡大フラット」シナリオの場合はSMA(25)のサポートが下値目安と考える

〇 105円まで下落してしまうと青矢印のような下落シナリオに移る可能性あり



〇 今週は上下に髭を付ける陰線コマで終了

〇 「拡大フラット」の場合は、SMA(25)(200)をブレイクしてSMA(75)付近まで下値を拡大すると予想(オレンジ矢印)

〇 「ランニングトライアングル」の場合は、SMA(25)(200)でサポートされ、111円台にいったん戻すシナリオとなる

〇 「推進3波」の場合は、SMA(200)~110円台で買い支えられ、111.600の高値を超えていく動きが予想できる(赤矢印)

〇 サブシナリオとして青矢印のような下落シナリオを想定中



〇 今週は前半に上昇するもSMA(25)がレジスタンスとして機能して、週後半には上昇分をほぼ全戻し

〇 一方でSMA(75)が大きく見て2度サポートとして機能している
・ここをブレイクするともう一段か下落する流れの可能性がある
・ここで支えられて111円台に回復すると上昇シナリオも候補に入ってくる

〇 「拡大フラット」の場合は、オレンジ矢印のような5波動でc波を形成して修正2波が完成する可能性
・下値はa波終点やSMA(200)が参考となる(107.000~107.500)

〇 「ランニングトライアングル」の場合は、水色矢印のようなc-d-e波の残り3波動で横ばいする可能性
・黄色チャネルがサポートとして機能→111.000付近まで上昇
・a-c-eの終点とb-d波の終点を結んだ線が収束していく(下値は切り上げ、上値は切り下げ)

〇「推進3波」の場合は、赤矢印のようにSMA(75)でサポート→SMA(25)をブレイク→111.660(直近高値)を更新して112円を目指す

〇 来週からのSMA(75)に対する値動きに注目



〇 先週の下落により上昇トレンドの白チャネルから外れる

〇 今週前半には上昇したものの、SMA(75)と白チャネル下側で頭を抑えられた形となっている

〇 週末はSMA(25)(200)に頭を抑えられているようにも見えなくもない
・直近安値は109.530→109.715と切り上げているので、週明けすぐに下落に転じるとは言い切れない
・もう一段階、上げた後に下落へ転じることも考えられる(赤矢印からオレンジ矢印へ)

〇 「拡大フラット」「ランニングトライアングル」の場合は、オレンジ矢印のようにまずは黄色チャネルまでは価格を落とす可能性がある

・黄色チャネル到達後の値動きで両者どちらになるか判断したい

〇 「推進3波」の場合は、再び下値を切り上げて上昇していくと考えられる


以上、2021年7月18日時点のドル円相場の分析・所感まとめでした。

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