今週のドル円相場は110.750~108.990までの下落相場となりました。
現時点では111円まではひとまずいかず、調整相場に入りそうな印象です。
それでは、2021年4月11日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。
〇 3カ月連続で陽線後、現時点では陰線を形成中
〇 SMA(75)のレジスタンスが機能中と考える
・ここを節目に修正波に移行するか注目
〇 修正波に移行している場合は黄色チャネルラインやSMA(25)のサポートが機能するかに注目
〇 105円を割り込むところまで下落すると下落トレンドに転じる可能性が高まる
〇 月足のSMA(75)に阻まれ、今週が陰線を形成
・週足のSMA(200)がサポートとして機能して、下髭形成
〇 推進1波が終了したと仮定
・今後しばらくは修正2波の形成に移行するシナリオを考え中
〇 修正2波の下値目安として、黄色チャネルやSMA(75)のサポートが挙げられる
・下支えが強い場合はSMA(200)と黄色チャネルラインに張り付くようなイメージ
・下落の勢いが強めの場合は黄色チャネルラインを割っていくイメージ
〇 105円水平線まで下落すると上昇シナリオが怪しくなってくる
〇 推進1波(副次①~⑤波)が完成したと仮定して、フィボナッチを引く
〇 今後は、a~c波またはa~e波の副次波を持つ修正2波が形成されていくシナリオをイメージ
・週明け後の動きで大幅に直近高値110.966を超えると推進1波継続と判断
・とはいえ、拡大フラットの可能性も否めないので判断は難しい
・高値を超えても買いで飛びつくのはリスクあり
〇 修正2波がどの修正波の形になるかが現時点で判断は難しい
・トラングル・フラット系などの横ばい修正波であれば、黄色チャネルライン上下に張り付くイメージ
・ジグザグ系の価格修正波であれば、107円台まではまず下げそうなイメージ
〇 フィボナッチ38.2%(108.500帯)~105円水平線より上で推移するか否かに注目
・105.000を割り、23.6%(104.500)まで差し掛かると下落トレンド、あるいは下側でのレンジシナリオが想定される
〇 現時点では様々な副次波の動きが考えれらる(絞れない状況)
・赤、オレンジ:ジグザグ系
・緑:フラット系
・そのほか、表記していないがトラアングル系、複合修正波もあり得る
〇 今後の波形の形・副次波のカウントで推測していきたいが、修正波の形を正確に予測するのは難しい
・短期目線の売買をするか、修正波がある程度完成目処が立つまで触らない
以上、2021年4月11日時点でのドル円相場観測でした。
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