今週のドル円相場は103.330~104.080の幅でのレンジとなりました。
週後半からは反発上昇をしており、週明けから安値を更新しなければ短期的なトレンド転換もありそうな印象です。
それでは、2021年1月24日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。
〇 修正C波が形成中ではあるが、終了する可能性も見えてきた
〇 SMA(200)帯でレンジ相場
〇 このまま103円を割らずに支えられるとトレンド転換(C波終了)のシナリオもある
・103円を割った場合は、C波継続(100~101円台がいったんの目安)
〇 今週はレンジ相場となり陽線コマ
・先週の安値を割ったが、その後に反転上昇して週末を迎えた
〇 4時間足でのフィボナッチの割り込み具合でシナリオ分岐を考えている
A:トレンド転換:105円まで上昇 → 修正波 → さらに上昇
B:105まで戻す修正波:105まで上昇 → 水平線などのレジスタンス機能 → 下落
C:105まで戻さず下落:SMA(25)のレジスタンスが機能 → 下落
〇 A,B,Cどれが優勢かは現時点では判断が難しい
〇 黄色丸のようにSMA(75)がレジスタンスとして機能中
〇 青丸のようにSMA(25)がレジスタンスとして機能していた
→ その後、緑丸のようにレジサポ転換をしている状況
〇 このままSMA(25)がサポートとして機能し始めると、黄色矢印のような反転上昇が考えられる
・一方で、この上昇はまだ下落に対する調整の可能性も残されている。
・よって、下落シナリオは大まかに2通り想定中(すぐに下落、戻して下落)
〇 上昇したときには、105円のレジサポ転換やチャネルラインブレイクに注目したい
〇 103円割れを明確にすると下落シナリオが優勢になる
〇 直近安値からの反発上昇のフィボナッチを引いた
〇 現在の下落幅であると、反発上昇に対する修正波を形成していると捉えることができる
・104.400を超えるとフィボナッチ161.8%(105.500あたり)までは可能性がある
〇 一方で、104.000で頭を押さえられて下落してフィボナッチ23.6%(103.000)をブレイクすると下落シナリオが優勢になると考える
〇 105.000あたりまで行ったとしても、週・日足レベルで見ると修正波とも捉えられる
・上昇後の下落の大きさによってシナリオを検討する必要がある
〇 104.400を超えるか、103.000を割るか、どちらが先かに注目
1時間足で特にいえることはなさそうなので、今回は割愛します。
以上、2021年1月24日時点でのドル円相場観測でした。
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