【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.59【2020/10/18】

2020/10/18

【週刊】ドル円相場分析

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今週は105円水平サポートに近づく場面もありましたが、ブレイクをすることなくサポートされました。

引き続き、日足での「ダブルボトム」がどうなるかに注目しています。

それでは、2020年10月18日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。



〇 今週は105.040~105.630の範囲でレンジ相場

〇 引き続き、月足で見える105円水平サポートが機能していると考えられる
〇 SMA(200)のサポートも機能しており、現在は104円前後が該当

〇 ここ数年は実態が小さく、髭が大きめのローソク足が目立つようにも見える
〇 米大統領選挙の憶測やニュース、その結果で月足に方向感が出るか?

〇 105円水平サポートが個人的なキーポイント

メモ:米大統領選挙11月3日まで2週間と少し・大統領選挙関連のファンダメンタルに注意



〇 週足のサポレジ考察はこちらvol.37vol.38
〇 7月ごろから104円や105円水平サポートで支えられている
〇 107円台あたりまで回復するか?104円割れをするか?が個人的なシナリオの分かれ目




☆ フィボナッチ23.6%(104.250)を割らない限りは、中・長期的な上昇シナリオをメインとする(note vol.32)

〇 メインシナリオでは、推進1波と修正2波が完成したと仮定する
104.000の安値とする「ダブルボトム」を作りに行くと、日足Bのような上昇シナリオが考えられる
〇 赤チャネルライン、黄色チャネルライン、SMA(200)が重なりそうな107~107.500が直近の上昇目安と想定

● 105円を再びブレイクされると怪しく、104円まで戻されると日足Cのような下落シナリオが優勢と考える
● 105円水平サポートがサポレジ転換されると下落の勢いを強めそう
● 102~101円台が見えてくる

メモ:米大統領選挙のファンダメンタルで動くかどうか?
メモ:7月ごろからSMA(75)に頭を押さえられており、このラインを抜けられるかどうか?



〇 上昇シナリオ(日足B)の場合
・白矢印のような3波動で107円台を目安に上昇
・106.000~.500で一度調整売りが入り、SMA(200)のサポートで反発上昇が大まかなシナリオ

・青矢印のような「フラット」系の修正2波も考えられる
・106.100前後で上昇が完全に止められる(副次波が3波動)→ 105.000前後まで下落(フラット完成)→ フラット完成後に3波動で上昇トレンドへというシナリオ

● 下落シナリオ(日足C)
・SMA(200)で頭を押さえられて、105円割れをすると怪しい
※フィボナッチ的には23.6%(104.500)まで落ちても日足Bは継続できる
・104.500をローソク足の実体で割ったら日足Bは破綻と考える
・105円水平サポートのサポレジ転換の可能性が考えられ、そこから下落トレンド

メモ:引き続き、105円水平サポート付近の値動きに注目
メモ:105円より上でサポートされた場合は日足Bが優勢と判断



〇 105円を目指す下落があったもののサポートされて、結果的に今週はレンジ相場と見える〇 105.000で反発上昇後に、下値が切り上げられている(下値:105.200付近)

〇 SMA(200)下にいるものの、上記の下値切り上げで「逆三尊」の形も見えてくる
〇 週明けに「逆三尊」が作られていくのであれば、106.000付近までの回復が想定される
〇 SMA(200)で抑えられ、105円割れをするとさらに下値の可能性


以上、2020年10月18日時点でのドル円相場観測でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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【注意】トレードに関する最終的な判断はご自身の判断でお願いいたします


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