【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.77【2021/03/07】

2021/03/07

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は106.300から108.600まで大幅に上昇する相場となりました。
個人的にはそろそろ修正波が来るかと考えておりましたが、想像以上に5波動目(ないしは7波動目)が伸びている状況です。

それも踏まえて、2021年3月7日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。



〇 月足で見ると3カ月連続で陽線を形成中

〇 黄色チャネルラインのトライアングル(修正B波)の上限まで迫る勢いで上昇中

〇 黄色チャネルやSMA(75)がレジスタンスとして機能し、修正波に移るかに注目

〇 次の下落トレンドで105円以上で下げ止まり、反発上昇するかに注目
・105円以上で反発上昇すると修正C波は完成、上昇トレンドの始まりの可能性が大きい
・105円やSMA(200)を割るとC波が継続するシナリオも



〇 短期的に強い上昇トレンドを形成中
・特に今週はSMA(75)をブレイクしての大陽線
・SMA(200)や黄色チャネル(上限)にまで迫る

〇 先週の副次波のカウントはいったん撤回

〇 週明けから、直近高値108.640を超えるとSMA(200)や黄色チャネルが次の目安

〇 ここまで勢いよく上げていると、今から買うのも売るのも難しい印象(反転下落の可能性もある、売りの踏み上げ上昇もある)

〇 次の下落(修正2波)を考えるとき、現在の上昇のフィボナッチやサポートラインから「105円より上か下か」によってシナリオの優位性が変わる
・105円のサポートが機能すると推進3波のシナリオが優勢
・105円を再び割ると下落トレンドのシナリオが優勢



〇 先週は「週明けからさらに上昇する場合、107円まで行くかもしれない?」と念とに置いていたが、想定上に上昇して108円台後半まで

〇 先週の波形カウントはいったん撤回する
・波形カウントが難しいので、チャネルラインでのアプローチを優先して考えてみる

〇 先週までの上昇分の緑チャネルを引いた
・現在は上限のラインをブレイクして大きく上昇
・さらに上昇する場合、このラインがサポートとして機能する可能性(赤矢印)
・一方で、このチャネルライン内に戻ると日足レベルのトレンド転換の可能性あり(青矢印)
・黄色チャネルや週足SMA(200)がレジスタンスとして機能するかに注目

〇 青矢印で示した修正2波はどの波形になるかは現状では判断できない

〇 現時点までの上昇でのフィボナッチを引くと、修正2波はフィボナッチ38.2%&水平線である105円前後が限界下値
・105円をブレイク、23.6%まで行くと上昇シナリオが破綻する可能性が高くなる

〇 これまでに想定したよりも大きな上昇トレンドになる可能もあるので、安易に売りを入れるのは注意したいが、買うのも躊躇われるところ



〇 緑チャネル上限をブレイクして大幅上昇中

〇 週明けからも上昇トレンドならば、109円後半(黄色チャネル)も見えてくる
・すぐに上昇するか、緑チャネルがサポートになるかは不明

〇 緑チャネルライン内に戻ってくるとトレンド転換(修正波への移行)の可能性あり

〇 修正波に移った場合は、105円水平線ラインのサポートに注目


1時間足で特にいえることはないので割愛します。

以上、2021年3月7日時点でのドル円相場観測でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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