【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.62【2020/11/15】

2020/11/15

【週刊】ドル円相場分析

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今週はコロナウィルスのワクチンに関するニュースで、103円前半から105円後半まで急反発する場面がありました。

105.670台の高値を付けてからは一転して下落基調となり週末を迎えました。

それでは、2020年11月15日時点のドル円相場分析・所感をまとめていきます。


〇 月足で修正C波を形成中と仮定

〇 今週はワクチンのニュースにて上昇、テクニカル的にはSMA(200)でサポートされたように見える

〇 急反発はしたが、まだ上に目線を変えるには早そうな印象(詳しくは日足参照)

〇 C波の下値に関しては、予想がしにくい(候補としては100.900, 95.100)
● 100円台を割るかには疑問

☆ 先週に続き、買いポジションに偏り気味

メモ:直近安値103.175まで戻るか戻らないか


〇 今週前半に上昇したものの、105.000ラインやトライアングル下限ラインにレジスタンスされている(黄色水平線)

〇 この上昇をきっかけにトレンド転換するならば、黄色水平線を上にブレイク

〇 上昇を戻すのならば、さらに下値を掘る可能性がある
・買いポジションが溜まっていることが気がかり
・どこまで下がるかは難しく、急な買戻しには注意が必要


〇 急上昇したものの、上値の赤チャネルラインは超えられていない

〇 黄色丸のように7月ごろからSMA(75)で上値を抑えられており、今回も抑えられている

〇 SMA(75)と赤チャネルラインを上抜けしない限りは、上目線は厳しい
・ 逆に抜けると上昇トレンド転換の期待値が上がる(確定はしないが)

〇 上値を抑えられ続ける限り、下落トレンドが濃厚

〇 今週の上昇分をすべて戻されると、さらに下落する可能性がある
(買いポジションが捕まり、さらにロスカットが溜まりそうなため)

〇 週前半の上昇分を半値近く戻している状況

〇 104.500~105円前半で調整の上昇→下落のシナリオが1つ考えられる(青矢印)

〇 下落が23.6%以内に収まり、反発の上昇するシナリオも1つ考えれる(黄矢印)
・ 104円割れをすると怪しいが...


〇 105.676を付けた後の下落の副次波が5波動にカウントできる
・ 週明けからの値動きとしては3波動の上昇の可能性
・ 3波動完成後は再び下落が始まると予想

〇 3波動後の下落が23.6%(103.800)以内で止まるか割れるかによってシナリオが変わる

〇 週明けそのまま直近高値105.676を更新し、日足SMA(75)もブレイクするなら黄色矢印に近いシナリオを想定

〇 上も下も判断が難しい位置と形な印象

以上、2020年11月15日時点でのドル円相場観測でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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