【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.110【2021/12/05】

2021/12/05

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は112.560~113.950の間でレンジ気味の相場となりました。

先週の下落の流れを引き継いで軟調な値動きとなりました。

ファンダメンタルの影響を受けた大きな下落後かつ横ばいの形となっているので、形カウントをするのがなかなか難しい印象です。

考えられる可能性、選択肢も多く、個人的には”よくわからない相場”と思っています。

とはいえ、2021年12月5日時点のドル円相場分析・所感をまとめます。



〇 11月足はコロナ変異株のニュースを受け、下旬に下落をとなり上髭陰線

〇 12月初週についても、軟調な流れが続き陰線を形成

〇 変異株に対して、悲観的ムードが続くと青矢印のような下落シナリオが考えられる

〇 現在の下落が修正波の範囲で留まる場合は赤矢印のような上昇シナリオが考えらる

〇 現時点では、上下どちらの可能性も捨てがたい印象

〇 年末にかけて、流動性の低下やファンダメンタルへの反応に注意したい



〇 現在の下落がどこまで落ちるかによってシナリオが変わってくる

〇 SMA(25)より上で留まるのであれば、赤矢印のような推進5波の可能性もある

〇 SMA(25)をブレイクした場合、青矢印のような下落シナリオも考えらえる


〇 上図のような副次カウントの可能性も考えられる(オレンジ線)
・現在が副次④波であり、副次⑤波で推進3波を完成させる
・その後、修正4波ー推進5波とさらに上昇するシナリオ

〇 この場合、修正2波は「ランニングトライアングル」ではなく「ジグザグ」か?



〇 今週は先週に続いて、軟調な相場が続いて陰線が目立った

〇 現在は、白チャネルライン下限で下値が支えられている
・このラインやSMA(75)で下落が止まるのであれば、オレンジや赤矢印のような上昇シナリオが優勢

〇 SMA(75)でいったん反発したとしても、その後ブレイクしてしまうと青矢印のような下落シナリオも考えらえる
・その場合は、上値がSMA(25)で抑えられることが想定される



〇 B波と仮定した上昇は3波動であることから修正波の一部と捉えることができる

〇 その場合は「拡大フラット」シナリオと仮定する
・現在はC波を形成中であり、5波動を描いたあとに反発上昇することが想定される
・細かな波形を見ると5波動に見えるが、これをカウントしてよいものか迷いどころ

・このまま赤丸の下値でダブルボトムを作るのであれば、上昇シナリオが優勢と考える(現時点ではかなりギリギリの位置だが...)
・113円台で買い支えがあり、白チャネル上限をブレイクすると可能性が高まる(逆三尊の形成につながる)

〇 週明けに112.500をブレイク→112.000もブレイクすると青矢印のような下落シナリオが優勢と考える

〇 現時点では、上下どちらの可能性も考えられて個人的には迷う相場である

以上、2021年12月5日時点のドル円相場の分析・所感まとめでした。

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