【ドル円相場分析】ドル円相場観測vol.111【2021/12/19】

2021/12/19

【週刊】ドル円相場分析

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今週のドル円相場は113.140~114.260の間で上下する相場となりました。

それでは、2021年12月19日時点でのドル円相場分析と所感をまとめていきます。



〇 12月第3週はレンジ範囲内で上下して終了、陽線(上下の髭)となった

〇 軟調が続くも下値も限定的な雰囲気が続いている

〇 年末年始にかけて、流動性が少なくなったときには急激な値動きに注意しておきたい

〇 上昇シナリオなら赤矢印、下落シナリオなら青矢印を想定中
・どちらが優勢かは判断しづらい状況と考えている



〇 上記のようなカウントの場合は、赤矢印のような5波動目の上昇が考えられる
・下位足の波形からは若干怪しいシナリオではあるが念頭に置きたい

〇 ここから下落に向かうシナリオとしては青矢印のような三尊を形成する流れ
・この下落シナリオが実現した場合は、月足のカウントの見直しも必要になってくる



〇 週足では上図のようなカウントもできなくはない
・現時点で推進3波の副次④波~⑤波であり、今後は副次⑤波の形成(上昇)が予想される
・上昇するも赤矢印ほどの上昇にはならず、フィボナッチ161.8%(116.000前後)が目安となる

〇 副次⑤波(推進3波)完成後は、修正4波ー推進5波と続いていくことが想定される(来年前半)



〇 今週はSMA(25)で頭を抑えられる値動きとなった
・週明けからここをブレイクするかどうかにまず注目したい

〇 112.780~114.300のチャネル内のレンジどちらに抜けるかでシナリオが変わってくる
・上に抜けて161.8%を目安に上昇するオレンジ矢印シナリオ(推進3波(仮)の完成)
・ストップロスを巻き込んで勢いのある上昇の場合は赤矢印シナリオ(推進5波(仮)の形成)も考えられる
・下に抜けた場合は、青矢印のような下落シナリオが考えられる(この場合は、全体的にカウントの見直しが必要になる)

〇 上昇シナリオの場合、A-B-Cの拡大フラットと捉えることができる
〇 下落シナリオの場合、三尊と捉えることができる(ただそれだけだが...)



〇 日足のオレンジ矢印シナリオの場合は、上下しながら161.8%を目指した値動きになることが想定される
・副次ⅰ波と仮定した上昇が3波動であることが気になるところ
・このまま上昇があるとしたらエンディングダイアゴナルと捉えるべきか?

〇 日足の赤矢印シナリオの場合は、ストップロスを狩りながら勢いよく上昇する可能性がある
・113~114円台で上下していた期間が長いため、売りポジションが貯まっていた場合は可能性がある

〇 一方で、買いポジションのストップロスを狩っていくと青矢印シナリオのように下落方向に進んでいく


中長期にかけて、シナリオが複数考えられ優位性も判断しにくい状況かつ年末年始にかけて流動性が落ちるのでトレードするときには急な値動きに注意したい

以上、2021年12月19日時点のドル円相場の分析・所感まとめでした。

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【注意】トレードに関する最終的な判断はご自身の判断でお願いいたします



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